ショック

退職金が400万円減額されることを先日知りました。

退職前に知った方がよかったかなー。これから20年間心配し続けるのもつらいです。

 

おまけに給料も減りそうです。何度目の減額だろう・・・

昨日の新聞に出ていました。

 

「県職員給与引き下げを決議」

 

結構一生懸命働いているのですが・・・財政が厳しければ仕方がありません。

 

勤務時間は16:45までですが、下校が18:30の時は20:00まで仕事はざらです。残業手当は付きません。12時間、マックスのスピードで仕事をします。休めるのは昼食後の歯磨きの時間とトイレの時間だけです。帰宅の頃には体が熱っぽくなっていることもあります。38度台の発熱は仕事をします。39.2度で高校入試の願書を出しに行ったこともありました。ギリギリの人数で仕事をしているのでなかなか休めません。 定年が65歳になるでしょうが、今でも体にきついのに65歳まで働く自信はありません。でも、転職をして死ぬまで働くようになるんだろーなー。

 

自分のチームが出場しない県大会に審判で行くときは手当が出ません。太田市で県大会をすれば高速道路を使いたくなります。午前6時に家を出て12時間後に家に着きます。往復の高速道路代、ガソリン代は自腹です。お金を払って仕事に行きます。ちなみに、この間に昼食を食べる時間もないほど仕事をします。実際に食べずに帰ってきたことも何度かあります。

 

何か愚痴っぽくなってきましたが、下の情報のせいです・・・

 

議員さんが県の財政のことを考えて「県職員給与引き下げを決議」をしてくれました。でも自分自身のことも見つめて欲しいです。

 

「群馬県議会議員 条例」で検索したら「県議会議員の議員報酬等支給条例」を見つけました。そのページの下の方に議員さんの月額報酬が出ていました。

区分

議員報酬の月額

議長

九八〇、〇〇〇円

副議長

九二〇、〇〇〇円

議員

八三〇、〇〇〇円

 

私たちは自腹で大会に行くこともありますが、議員さんにはきちんと旅費が規定されています。議会、委員会があれば自宅から現地まで十分すぎる手当が付きます。自腹は無さそうです。

 

ちなみに議員さんの定数は50名(議長、副議長含む)です。毎月4174万円の支出です。議員さん個人を考えると、これにボーナスが加算されるので・・・

 

ボーナスがすごい!

「期末手当の額は、前項の基準日現在において、それぞれの議員の受けるべき議員報酬の月額に、当該議員報酬の月額に百分の二十の割合を乗じて得た額及び当該議員報酬の月額に百分の二十五の割合を乗じて得た額の合計額を加算した額に、六月においては百分の百四十、十二月においては百分の百五十五を乗じて得た額とする。」よく分かりませんが、基本的に0.45ヶ月分もらえて、さらに6月は 0.45+1.4=1.8  1.8ヶ月分もらえるということでしょうか?計算すると 1,494,000円。ただし、12月はこの額より少し多めです。(間違えた計算を1日載せてしまいました。) 

 

うーん、結構な年収になります。特別職なので本来の仕事を持っていても結構!公務員には認められませんが。

 

定数削減が話題に挙がらないのが不思議です。議員さん10名減らせば臨時の学校職員を40人雇えるでしょうか?ボーナスを計算に入れませんでした。もっと雇えます。実現すれば、子どもに還元されます。未来に投資できます。

 

でも、すぐに変化はないでしょうから・・・これからは議員さんの時代です。

 

(色々と愚痴りましたが仕事は好きです。生徒も好きです。議員さんに”カチッ”ときてしまっただけです。)