出稽古

(Dad)

今日は全国大会に出場する生徒を連れて県立勢多農業高校に行ってきました。

初めてお邪魔する学校だったので休憩時間に敷地内を見学していました。

すると・・・写真の木を発見。ママと同じ名前です。存在を初めて知りました。

 

今日は講師の先生が来ていていい勉強になりました。

講師は昨年度の全日本学生柔道体重別選手権大会78kg級で優勝した下田選手でした。

 

一流選手に会うことはとてもいいことだと思っています。

生徒を連れてオリンピックや世界選手権のメダリストの講習会に参加したことがあります。参加の利点は「一流選手も人間」だと分かることにあります。


生徒は「金メダリスト=生まれながらに特別な人」と思っています。でも、実際に会ってみると「金メダリスト=努力の人=自分と同じ人間なんだー」と理解して、自分には不可能と思っていた上位大会出場や入賞を目標に設定できます。目標に設定できれば達成に近づきます。

 

これは勉強も同じ事。文部科学省の新人研修で東大出身者が学校に来たときに話をしてもらいました。「東大に入るためにとにかく努力をしました=勉強しました」という内容がありました。話を聞いていた全員は無理だとしても、何人かは「努力をすれば東大に入れるんだ」と思ってくれました。思えれば、後は実行するのみ!

 

きっとどの分野でも同じでしょうね。できるだけ子供たちには一流に触れさせたいです。

 

下田選手は私の教え子のライバルでした。中学3年の春季大会では私の教え子が下田選手を破って優勝。総合体育大会(夏の大会)は決勝で負けて逆の結果に。その後2人は同じ高校に進み親友となりました。そんな話も今日は下田選手とできました。

 

You tubeの試合風景は3:00辺りで下田選手が内股から大内刈りに変化。主審は技有りの判定のようですが、副審2人が1本の判定でその後1本に訂正。決勝戦でしょうか?